誰もが知っている有名な俳優や、歌手でさえ、ステージにあがれば、緊張し手や声の震えをどうすることも出来ないことがあります。簡単で誰にでも出来る、あがり症を克服する方法をお伝えします。
簡単で、誰にでも出来る、あがり症克服術
あなたは大勢の前で落ち着いてスピーチができますか?
大勢の前にでると、なぜか手足が震え、うまく話せなくなってしまうという体験があるのではないでしょうか?
前日まで一生懸命練習したのに、失敗できないシチュエーションで大失敗してしまうとか、いざ大勢の前にでると頭が真っ白になり、記憶していたことを忘れてしまったり、うまく自己表現ができなかったりして、恥ずかしい思いをすることは誰もが経験済みかもしれませんね。
そういう出来なかった自分を責めたりして、それがコンプレックスや自信を失う原因になってしまうことがあります。
でもちょっと待ってください。
本当にそんなことであなたの価値を決めてしまっていいのでしょうか?
あがり症は殆どの人が体験しています。
とても有名な俳優さんや歌手でさえ、ステージにあがれば、緊張し、手や声の震えをどうすることもできなかったと言います。
ここでは簡単で、誰にでも出来る、あがり症を克服する方法をお伝えします。
あがり症の原因と理解
あがり症の多くは、完璧主義が原因の場合があります。
完璧にこなすことしか自分を許すことができないため、完璧にできなかったらどうしようと不安になってしまうのです。
この完璧であることは、自分が正しい人間であることの証明で、そうでなければ、自分は存在価値がないとさえ思ってしまう一種の恐怖症です。
完璧でないと誰かに認められない。
認められないと愛されない。
それでなければ排除されてしまうという様々な思いが混在しています。
これを克服するには、完璧主義から少しだけ、考えを外す必要があります。
そして身体に安心感を与えてあげることで、改善されていきます。
心の状態がどれだけ身体に反映されるかを実験すると面白いことがわかります。
例えば、悲しい情景を思い浮かべてください。
その時のあなたの身体は頭はうなだれ、手足に力が入らず、声は弱弱しくなりませんか?
では不安を思い浮かべてみましょう。
食欲がなくなり、段々頭が痛くなってきたのではないでしょうか?
では最後に、嬉しかった時のこと、楽しいときのことを思い浮かべてみましょう。
頭は上がり、身体はうきうきしてダンスを踊りたくなるかもしれません。
お腹に力が入り、パワーがみなぎっているのを感じるでしょう。
このように心の状態を想像するだけでも、身体は顕著に反応します。
思考は私達の身体のエネルギーを動かすことがこれでお分かりいただけたと思います。
そしてもう一つ脳の機能のお話しをしなくてはなりません。
脳は痛みの記憶を深くイップットして忘れないようにする機能があります。
なぜなら、脳は何としても、肉体を存続させなくてはならないという機能を持つため、「こうすると痛いですよ、危ないですよ」と信号を送り続け、回避させるように仕組まれています。
ですから、一度、痛い経験をすると、その後、同じようなシチュエーションになると、脳が痛みを発信して、そこを回避したいと考えるようになります。
脳は回避しようとしているのに、やらなければならないという現実があると、脳がそれに対してストレスを感じ、最悪の場合はフリーズ(すべてをストップ)し、麻痺させてしまいます。これが、頭が真っ白になる所以です。
そこでまず身体からストレスを抜いてあげなくてはなりません。
ここではグランディングという方法を取り入れて、身体を安心させていきます。
あがり症 スピリチュアルレッスン(実践偏)
あがり症克服術
1、グランディングをして身体からストレスを抜き、安心感をもたせる。
グランディングとは、地に足をつけるという意味です。
私達の肉体は、地球と同じ物質、分子でできあがっています。
地球と自分の肉体を繋げることで、母体に帰り、包まれている安心感を得ることができます。
そして電気のアース線と同じ作用で、ストレスや本来のエネルギーでないものは、ここから地球へと変換することが可能です。
ではまずグランディングの方法ですが、男性は背骨の基底部に大事なエネルギーセンター(気が集中して出入りし、活動する場所)があります。
女性はもう少し前の方の会陰部分にあります。
そこからエネルギーが出ていることをイメージして、大地まで降ろしてみましょう。
大地まで降りたら、地球の中心まで降ろしてみましょう。
座っていても、立っていてもできます。垂直に降ろしていきます。
これがグランディングです。
2、場数を踏む
脳は痛みを記憶するので、小さな達成の記憶をインプットします。
例えば大勢の前で歌を歌ったとしましょう。
その時に、多くの人から拍手をもらうという体験を積んでいくのです。
拍手が確実にもらえる場を作り、脳に喜びをインプットします。
これが定着していくと、舞台に立つだけで、観客の笑顔と拍手が聞こえるように想像できるようになります。
これをやるには、トラウマになっているもので試すのではなく、得意分野からスタートさせましょう。
心理学やヒーリングでは眼球を使ったリラックス方法で癒していきます。
3、緊張する本番の前にイメージトレーニングをして、身体にアンカリングさせる。
これはプロで活躍するアスリートが行うトレーニングですが、トレーニングに中にアンカリングという身体にイメージを覚えさせてしまう方法があります。
私たちのトラウマというのは実は簡単に作られてしまうのですが、赤ちゃんが、何かにつまずいて転んで頭を打ち、痛い思いをして泣いたとしましょう。
痛いときに、たまたま毛布が側にあって、くるくると丸まって置いてあったとしましょう。
すると、脳は茶色に反応するかもしれませんし、毛布そのものに反応するかもしれません。
又はくるくると丸いものに反応するかもしれませんが、いづれにしても反応したものを見るたびに、頭が痛いとインプットするのです。
トラウマができるのは、あまりにも単純に出来上がるのでびっくりしますが、事実、脳は錯覚を起こしやすいのです。
ここで使うアンカリングとは、これを応用したものになります。
例えば、気持ちがいい場面を想像した時に、身体のどこの部分で感じるかを聞いてみます。
すると、頬だと答えたとしましょう。
ではいい気分の場面を想像し頬に手を当ててみてください。
これでアンカリングは完了です。
緊張する場面の時、どうしてもあがってしまうような時に、頬で手を当ててみるのです。
すると呼吸が落ち着いてきて、力がみなぎってきます。
これが身体にアンカリングするというこです。
でひ試してみてください。