潜在意識とは、無意識とも言われ、意識をしていないところの領域をいいます。
潜在意識には階層があるのですが、最も深くのところの領域を超無意識、集合意識ともいいます。
ここでは、私たちの肉体がどのように形成され、どのように動いているかの雛形になっている肉体の神秘の部分です。
例えば息をするとき、私たちは息を意識的にはしていません。
傷が勝手に治っていくシステムも、心臓を動かそうと思わなくても動くシステムも、血がめぐり、心臓に返っていくシステムも、肉体が自動的に動いてくれます。
スピリチュアルでは、この領域にはDNAのすべての記憶があると言われています。
今までのすべての転生、ミトコンドリアから、現在の肉体を形成してきた細胞の記憶と能力が、ここに記憶として残されています。
ただ、今回の転生で記憶が使えるのは、直前の前世の記憶だけといわれます。
直前の前世で、書道を究めたとしたら、今回の人生では、字が上手であることが全面的に出てきているということです。
これを無意識、超潜在意識といっています。
そしてもう一つの機能は、意識においておくと、生きていくのに都合が悪いことを、意識の下に埋めておくという機能です。
心理学では抑圧するといいますが、問題を問題として重視しないことで、ストレスに対処しています。