レスポンシビリティとは反応を選択する能力のことです。
エリナー・ルーズベルトは言っています。
「あなたの許可なくして誰もあなたを傷つけることはできない」
ガンジーもこう言っています。
「自分で投げ捨てさえしなければ、誰も私達の自尊心を奪うことはできない」
自分の身に起こる出来事によって傷つけられるのではなく、自分がその状況を容認するという選択によって傷を受けるということになります。
誰かが何かを言ったことについてあなたがもし傷ついたのだとしたら、それはあなたがその言葉を受容し受容したからだということです。
これがレスポンシビリティの概念です。
「お前って本当にバカだな」と言った言葉に対し、傷つく人もいれば、傷つかず、何おかしなこと言ってんの?と全然気にならない人もいます。
その言葉を受け入れるかどうかを決めることができる。
これが自主独立、主体性、責任をとるという意味です。
私達は周りの物的な環境に大きな影響を受けたり、その時折の状況、条件づけ、環境、感情に左右されています。
レスポンシビリティはレンポンス(反応)とアカウンタビリティ(責任)で成り立っています。
「今までの状況はこれまで私が行ってきた結果である」
そして「私こそがすべての原因と結果である」となるのです。
人生に対する責任を放棄すると「反応的」になります。