トラウマとは、肉体的、精神的な衝撃を受けた後に残る傷を心に残すことを言います。
霊的にトラウマを解釈すると、ちょっと違った意味になってきます。
霊的に、又は人生に起こる出来事は、生まれてくる前からセッティングしています。
その体験にどう反応を返していくかは決められていません。
まるでお料理のように、味付けはどうしようかな?って感じに似ています。
味付け(反応、感情の味わい方)は、人それぞれに任されていて、特に感情はエネルギーの比重が重く、大きいので、魂が人生の体験を観察する時に、新しい変化、ビジョンを吹き込むことができます。
私たちが何かを決めて、それに向かう時、このエネルギーの質量が必要になにます。
比重が重ければ、エネルギーの量が大きいので、自己の体験に自らの魂を吹き込むことができるのです。
普通の波のない状態はエネルギーの質量が小さいので、殆ど、体験に変化をさせることはできません。
自己を知りたがっている私たちの深い実存は、どの瞬間にも、源のエッセンスを思い出したいと思っています。
それが人間体験を発生させた魂と源の大元の意図だからです。
トラウマを体験することは、感情を心の奥、潜在意識に置き去りにするのですが、それがどんな霊的な意味を持つかというと、そのトラウマをつかって、ある方向(人生の目的、課題)へ向かわせていきます。
霊的な視点はいつでも、すべての問題さえも、人生に完璧に組み込まれているのです。