座敷わらしとは、家に住み着く精霊のことをいいます。
その土地に根ざした縁ある神と関係がある精霊達で、人をサポートするためにいる訳ではありません。
JOYのエネルギーを持った、ひじょうにユニークな存在で、いたずらが大好きです。
マイペースで、人間に追われるのを嫌います。
とても律儀な正確のところもあり、気にいった家があると、その家を住処とし、家にいる人たちに恩返しをするといわれています。
座敷わらしが出ると、人生が好転するというのは、どうも全くの嘘とは言い切れなくて、実際に彼らのエネルギーが、家にいる人に恩恵を与えるようになっているからだといえます。
彼らは遊びが大好きなので、子供の遊び道具だけでなくても、珍しいものに興味を示します。
精霊はそもそも、人間を嫌っていますが、座敷わらしと人間との関係は不思議な関係性で、住み着いたところの人間の家族の絆や思いに同調して、交流が始まったのです。
家族の純粋な思いやりと、彼らの好奇心とが交じり合った例として、人間と精霊を結びつけた異例の効果だといえるでしょう。