スペースアウトとは、肉体の中に意識が入っておらず、どこか白昼夢のような状態をいいます。
記憶がなく、幼少期の記憶も殆どない状態だったり、スペースアウトがあまりにもひどい状態だと、霊媒のように、空になった肉体に違う存在が入ってしまう可能性もあります。
気づいたら、ナイフを持った自分が立っていて、その下には血だらけになった知らない人が横たわっているというケースもあったりします。
こういうケースは、手術後麻酔が切れた後、一度抜けた意識体、幽体が本来の肉体にしっかりと戻ることができず、フラフラとしている場合にもおきます。
いづれにしても、肉体にいると感情をリアルに感じなければならない辛さや、肉体が病気や怪我でダメージを受けている場合に起き、肉体にいることを拒否したい理由がある時に起きます。
それから完全な幼少期からの霊媒というケースもあります。
普通の人のスペースアウトは一時的なものが多く、すぐ元に戻るのですが、霊媒の場合は、殆ど身体から意識が抜けていて、他の存在が入っているので、記憶がないのが特徴です。
そこらじゅうアザだらけだったり、自分が言ったことも覚えていないケースが多く、こういう場合、家族に精神病院に入れられてしまうケースも少なくありません。
スペースアウトの場合、元に戻すのは、肉体にいて生きることは楽しいことなのだとインプットする必要がありますし、何のために生きるのかを明確にするセラピーを行う必要があります。