大自然の掟、風や山を動かし、動物の声を聞き、精霊達と交信すると言われています。代々、親から子へ、又は代々選ばれた者が受け継いでシャーマンとなりますが、シャーマンはすべての能力を持つわけではなく資質がそれぞれあります。
火、水、風、土の4代元素(エレメント)に分かれた資質を持っています。エレメントは地球上のすべてが生みだされる実際の本質的なエネルギー(エッセンス)です。
現在、風水などに用いられていますが、エレメントをマスターする者はすべてを制するとさえ言われるのは、山を実際に動かすことができたり、ヒーリングなどで病気を癒すことができるからです。
火(Fire)
太陽がないと私達は生きていけませんね。
火は体温でもあります。
このエレメントは生命力や意思を司っています。
男性性の極を持ち、陰陽の陽のエネルギーです。
このエレメントが足りないと活動できず、自己治癒が難しくなります。
欝の時はこの火のエレメントが必要です。
ただありすぎて、きちんと使えないと怒りなどに変換されます。
沢山あればよい訳ではなく、どのように使っているかが重要なのです。
皮膚疾患は火の過剰反応です。
アトピー性皮膚炎は、すでにアレルギーからくることがわかっていますが、人間の消化機能がちゃんと作用しないと解毒ができず、消化不良となり、アレルギーが引き起こされます。
何かを成し遂げることができるのも情熱を感じるのも火のエレメントの部分です。
風は空気でもあり、人間にとってかかせないものです。
風はコミュニケーションを司ります。
三国志の諸葛孔明はこの風使いだったことが分かります。
そしてトップに立つ人間は風をマスターしています。
空気を読む。
それは流れを読む。
ビジョンを見る。
ということで明晰性と関係しています。
男性性の極を持ち、陰陽の陽のエネルギーです。
インディアンは元々、地球の守り手として存在していました。
大地の土のエネルギーを持ち、大地と交信したり、地球の意思を受け取っていました。
土のエレメントは安定、揺るがぬ決意、頑固さ、力強さを意味します。
実質的に金銭や物質などと関わっています。
女性性の極を持ち、陰陽の陰のエネルギーです。
このエネルギーが足りないと自分を所有できない。
ぼーとした感じで生きている実感がないとなります。
水は感情です。
共感、愛でもあります。
唯一固い土を溶かすことができるのもこの水です。
透明性、明晰性です。
水が足りないと感情を表すことができず、共感すること、直感力が欠如します。
多すぎると、感情に圧倒され、コントロール不能になります。
女性性の極で陰陽の陰のエネルギーです。
エレメントは方位や天使と関わっていて、精霊や天使とワークする時にも使われます。
詳しくは透視ヒーラー養成校に授業にて、ヒーリングなどに用いられます。
地球のポイント
一年を通して、地球はぐるりと自転していますが、エネルギーの変化とされるポイントが幾つかあります。
冬至、夏至、春分の日、秋分の日、これを円形で表すと上下左右となります。
このポイントはパワースポットと呼ばれる遺跡の後をたどっても分かります。
ポイントにはそれぞれ方角とエレメントがあります。
そしてそれぞれの方角には、その方向を治めるマスターや天使、精霊などがいます。
2月1日あたりの節分、5月1日、8月1日、ハロウィーンの日もエネルギーの変わり目と呼ばれています。
こういうポイントの日は、エネルギーが変化すると言われシャーマンの間では太陽の祝日と呼ばれています。
そして古代から人々はこのポイントには、何か次元を行き来できると信じていて、神々や大自然などに祈りを捧げ、祭りが誕生したのです。